こんにちは!
最近、学校でもタブレット端末を使って勉強する姿が増えてきましたね。
学年や教科によって違いはあるものの、ワークブックやドリルがデジタル教材になっていることも珍しくなくなってきました。
こうなると、「紙の教材がいいの?それともデジタルがいいの?」という話題になることが多いです。
今日はそのあたりについて、現場で感じていることを少しお話してみたいと思います。
デジタル教材は便利!でも…
まず、デジタル教材には確かに便利な面があります。
特に「作業的な勉強」、たとえば計算ドリルや一問一答のような練習には向いていると感じます。クイズ形式で問題が解けるものもあって、机に向かって勉強する必要がないので、気軽に使える一面もあります。
ただし、すべての学習に向いているわけではありません。
漢字や英単語のように「書いて覚える」ことが大切な勉強では、やはり紙の方が効果が高いと感じます。
我々が見たなかでは、タブレットで解く社会の設問が「選択式」になっていることがありました。これでは正確な答えを覚えていなくても答えられることになります。また、自分で書いて覚える機会が減ってしまうことや記述の問題に対応できないところがあるのは気になります。
やっぱり手を動かして、自分の文字で覚えることって大事なんですよね。
AIによる分析は、使い方次第で力に!
デジタル教材の魅力の一つに、「AIによる客観的な分析」があります。
たとえば、間違えた問題をAIが判断して、苦手な問題を繰り返し出してくれる機能などは、なかなか優れています。
もちろん、人の目で見てサポートすることも大事ですが、AIの冷静で的確な判断は補助ツールとして活用する価値があると思います。
QRコードや動画はどんどん使っていきましょう!
最近の教材には、QRコードがついていて、そこから動画が見られるものも増えていますよね。
理科の実験の様子を動画で見たり、難しい単元の解説動画が見られたりと、とても便利です。
これは大いに活用していくべきだと思っています。
教科書の説明だけでは伝わりづらい部分が、動画だと「なるほど!」と理解できることもあります。
soukaiでは紙教材が中心です
私たちの教室では、基本的には紙の教材を中心に指導を行っています。ただ、動画などデジタル教材を授業に取り入れることもあります。
やはり「自分で考える力を養う」「自分のペースで理解する」という学習スタイルは、紙の教材がしっくりくるように感じます。
バランスを取りながら、それぞれの生徒さんに合った方法で学んでいけたらと思っています。
まとめ
デジタル教材にも紙の教材にも、それぞれ良いところがあります。
大切なのは、「どちらかに決める」のではなく、学ぶ目的に応じて「上手に使い分ける」ことです。
もし学習方法について気になることがありましたら、ぜひこちらにお気軽にご相談くださいね!