学習の仕方については、保護者の方から多くのご質問をいただきます。
特に多いご質問が
「家のリビングで勉強した方が良いか、自分の部屋で集中して勉強した方が良いか」
というものです。
まず、すでに集中して勉強ができている場合は
今勉強している場所から変更する必要がないと思います。
もし家庭学習があまりうまくいっていなければ、
最初はリビング学習から始めることをお勧めします。
より良いリビング学習のために親ができること
リビング学習をする際に意識してほしいのは、最初は保護者の方が見守ることです。
とはいっても、ずっと隣にいて勉強の様子を確認する必要はなく、
ただ近くにいてあげる程度で十分です。
勉強が終わった後に、ノートなどを確認できればさらに良いと思います。
こんな家庭学習をしていたら要注意！
お子様が勉強している様子を見ていることで、気付くことが出てくると思います。
例えば、次のようなことに気が付くかもしれません。
【短時間で頻繁に教材や教科を変更している】
集中して出来ていない証拠です。
【ノートにまとめているだけ】
覚えるべき言葉をしっかりとまとめられているのであれば良いですが、
ただテキストや教科書を丸写ししているだけのときは要注意です。
また様々な色のペンを使ってノートをきれいに書いている生徒さんも、
中身を覚えるより見た目を整えることに意識がいきがちなので
成績アップにはつながりにくいです。
【何度も書くことで覚えようとしている】
英単語を覚えようとして同じ単語を何十回もノートに書いている方がいますが、
手が疲れるだけで覚えられないことの方が多い印象を受けています。
英単語については、必ず声に出して発音して単語を覚えるようにしてください。
他にも様々な例がありますが、気付いたことはその場ですぐに注意するのではなくて
勉強時間が終わった後に本人に伝えてあげると良いと思います。
勉強内容について何から始めていいのか分からない場合は、
まずは学校の提出課題から始めてみると良いでしょう。
上記のことを意識して家庭学習を始めると良いと思いますが、
保護者の方が近くで見ているのが難しい場合もあるかもしれません。
次回の記事ではこの続きをお話しするので、ぜひ楽しみにお待ちください！