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英語のリスニングの取り組み方法について

 

埼玉県の公立高校入試における英語テストのリスニングの配点は例年28点と、全体の3割弱あります。

しかし、練習している生徒は少ないのが現状です。

理由は、音源を聞く際に、パソコンなどの機器を使用しなくてはならず、面倒と思ってしまう生徒が多いからだと思われます。

また、配点が高いことも認識できている生徒は多くはありません。

(また、学校の授業でもリスニングは頻繁には実施していないようです。)

英語が苦手な生徒は、長文に力を入れるよりも、リスニングに力を入れた方が、点数が上がることもあります。

 

おすすめの勉強方法は、以下のとおりです。

(実際のリスニングは12分程度ですが、上記の練習方法を行うと、1時間は掛かります。)

☆一つ目

過去問付属のCDやネット音源を使い、試験と同じように聴いて問題を解く。

途中でCDを止めたりしないで最後まで通して聴きましょう。

☆二つ目

丸付けをして点数を出した後、間違えた箇所は聴こえるようになるまで聴いてみましょう。

何回か聴いてどうしても聴き取れない場合は放送台本を目で追いながら、もう一度聴いてみてください。

(問題集には、放送台本(読まれる英文)とその訳も記載されているので、聴き取れなかったところを確認し、自分の訳と合っているかの確認も忘れないようにしましょう。)

☆三つ目

最後にもう一度、文章を見ずに音だけで聴きとれるか確認してみましょう。

 

色々な過去問を聴き、数をこなして、耳を慣らせる事が重要です。

また、5W1Hをしっかり理解することです。テストでは、ほぼ疑問詞ではじまります。

メモを取るのはよいですが、メモに集中しすぎると音が聴き取れなくなってしまうこともあるので注意しましょう。

最初はなかなか正解できなくても、繰り返す事で、リスニングは上達します。

あきらめずに、真剣に取り組んでみましょう!一気に得点源になりますよ。